利用者様がなくなりました。
昔に比べて施設で亡くなられる方が増えました。看取りケアという言葉が聞かれるようになって、しばらくになります。
看取りケアを終えた後のカンファレンスでは、かならず「もっとできた事があったんじゃないか」という話になります。
死は誰にでもおとずれます。もしかしたら、私にも明日訪れるかもしれません。そう考えると、ご飯を食べるのと同じくらい、「死」は日常のすぐそばにあるということです。
生きる事には選択肢が多いですが、死に関しては非常に少ない気がします。私は、死ぬときは自分だけの死を死にたい。お年寄りにもそうであってほしいです。
「どこで死ぬか」より「誰のそばで死ぬか」