副施設長

その不満、公か私か

投稿日:

いきなりですが

ふだん仕事をしていると、時々どうしても納得できない場面に出くわすことがあります。

これは介護職に関わらずなんの仕事でも一緒かと思いますが、その「納得できない」理由に公と私がある事に最近気づきました。

自分の「公」は相談員兼副施設長です。

例えば利用者様に横着な態度をとっていたり、業務をインチキしてはしょっていたり、そんな場面を見つけてしまった時はしっかり話をするようにしています。仕事ですので。

自分の行動が「公」に基づいていれば、それほど心も乱れないし、ストレスもたまりません。



厄介なのは「私」のほう。

だらだら歩く、あいさつをしない、申し送りでの不機嫌そうな態度、すぐ感情的になる、など。これらは相談員としてより、ひとりの大人として「頼むぜ、オイ…」と感じる場面です。この「私」の方の不満は感情をともなう事が多いため、自分のペースが乱されがちです…

「公」の不満は、自分の立場を考えて対話します。自分が話すべきでないと感じたら、他の方に解決を依頼したりもします。

しかし「私」の方の不満は、立場に関係なく対話してもよい。というかすべきです。

施設長や副施設長というのはただの役割であって、えらいとかえらくないとかではないです。

挨拶のできない施設長や常にふてくされている相談員がいて、それを許せないと感じたのなら、立場云々の前にいち社会人同士として「おかしいんじゃないか」と指摘すればよいのではないでしょうか。(もちろん、お互いの年齢には配慮が必要。)



「あの人は私にあいさつしない!介護職員だから介護主任が注意して!!」

「あの人はすぐ感情的になる。施設長が注意して!」

いや、ぜんぜん良いですよ?おかしくはないです。

でも個人的に腹がたったのなら、自分自身で話をすればいい。それをしないとずーっと誰かがなんとかしてくれるのを待つことになりますし、最後にはなんとかしてくれない施設長や介護主任の批判をしなくてはならなくなります。



仕事上の立場ももちろん大切ですが、その前に人と人。しっかり関わって、たくさん話をしていく方がいいに決まっています😊

-副施設長

Copyright© ひとにやさしく , 2025 All Rights Reserved Powered by STINGER.