気付いてみれば40代。年月がロケットなみにマッハで過ぎてく今日このごろです🚀🚀🚀
最近自分の友人や奥さんなんかの間でよく聞かれる言葉
「最近の若い者は…」
「自分たちの若い頃は…」
これらの言葉について思うところがありまして😃
まず結論から話しますが、自分は普段、この言葉をつかう事がほとんどありません。
なぜなら
自分の若いころより今の若者のほうがだいぶマシだから😱💨
これにつきます。
批判覚悟で書かせていただくと、定職に就いて、きちんと決められた時間に仕事に来ているだけで、自分の中では「普通以上」という認識なのです。
ましてや介護の仕事です。知力、体力、時の運…すべてをフル活用してなんとか乗り切っていくような毎日ですよ。二十歳そこらの若者が逃げずに仕事に来ているだけで「たいしたものだ」と感心します。
たしかに自分も、若いころは運送会社で真面目に仕事をしていました。しかし何かとさぼりがちで「通勤途中、でかいバッタを踏んで気分が悪くなった」「ドラクエ5が佳境を迎えた」などのしょーもない理由でよく仕事を休んでいたのを覚えています😢
今になって思いかえすと、当時の自分は、自分がどういう人間か考えようともしませんでしたし、当然やりたい事がなんなのかもわかっていない…そんな状況にあったような気がします。
ですのでカッコつけでもなんでもなく、「最近の若い者は…」というセリフが使えないのです。
しかしこんな自分でも自信をもって言える事があります。それは
「出勤したのならきちんとやろう」
という事です。
会社という場所は、どんなにきれいごとを並べても、しょせんは他人同士の集まりです。そこには優しさや思いやりは本来存在しないのです。
見ず知らずの者同士が集まって、一つの共通の目的のために活動し、その対価として賃金をもらう…それが働くという事なのでは?
まず、「きちんとやる」事。「きちんとやる」というのは、ズルをしない事。職員ひとりひとりが「自分だけなら、まあいいか」とズルをしてしまったら目的の達成など絶対に無理ですから…
「『きちんとやる』ではあいまいすぎる。もっと具体的に説明しないと若者には響かない」と研修で教わったことがあります。本当にそうなんでしょうか?「きちんとやる」は「きちんとやる」。小学生でもわかる簡単なことです。
今の若者は、おそらく自分たちが若者だったころよりいろんな意味で賢く、理知的です。そんな彼らに「きちんとやる」の意味がわからないとは到底思えません。もしわからなかったとしても、その時に教えてあげればよいだけです。
介護の仕事につくまでさまざまな仕事をしましたが、どんな荒くれ者でも、出勤したら「きちんとやる」という暗黙の了解で働いていました。
なぜなら、ズルはかならずばれるから。
自分はうまくやっているつもりでも、周囲には確実にばれています。ただ本人に伝えていないだけです。ズルをやめないのなら、自分が気づかないうちに、組織のなかでどんどん軽く扱われる存在になっていくでしょう。そして仕事がおもしろくなくなり、またズルをする…という悪循環です。
もちろん体調不良、精神の不調、身内の不幸など…つらい時、哀しい時、人間だから休むのはあたりまえです。そのために有給休暇があるのです。
しかしいざ出勤したら自分の最大限の能力と気配りを、同僚や利用者様にむけるべきです。
「最近の若い者は…」というセリフを使うために、まずはもう若くない自分から、「きちんとする」事をこころがけたいです。