戦ってきました。主に睡魔と。
今日は出張で救命講習を受けてきました。
普通救命講習と上級救命講習があり、今回は上級救命講習です。普通救命講習は心肺蘇生法を中心とした3時間程度の講習ですが、今回はそれに加えて外傷への対応やけが人の搬送などの項目が含まれます。
しかし座学というものは退屈です。しかも目の前のパワーポイントを読み上げるだけのものだったので、睡魔との戦いが延々続くといった調子でした。
2時間程度は実技で体を動かすことがあったので、それがせめてもの救いでした。しかしやはり自分以外の方がされているときは眠くなります。
心肺蘇生法は実際に介護現場でおこなわれる事もあり、今まで何度か経験してきたものなので退屈でしたが、追加分の外傷処置などはとても勉強になりました。
基本的に物資がない状態での応急処置になるので、新聞紙を使った骨折部の固定や、毛布を使ったけが人の搬送法などをおそわりました。そのすべてが試行錯誤の積み重ねにより完成された技法で、「おお~なるほど!」と驚くことばかりでした。特に三角巾の汎用性には感動すら覚えましたよ。
今日の経験のおかげで、救える命があるのかもしれません。もう一度、手技を見直します。