副施設長

久々の外部研修

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に、参加してきました。



メンバーは相談員の自分、施設長、若手職員2名です。

今回、山口県で活躍している団体「11=Jack」が出演するとの事で、応援の意味も含めて参加しました。

私は若手職員のうち1名と自分の車で会場にむかったのですが、ど~~~~しても食べたかった蕎麦屋さんが激コミで時間をロスしてしまい、会場到着が15分遅れてしまうというアクシデントが発生。(おいしかったけど。)

しかし講師の秋本可愛さんのお話も始まったばかりのようで、特に違和感なく席につくことができました(やさしい…)。



秋本さんにお会いするのは初めてではなく、以前はもっと大きな会場で老人福祉施設協議会が主催したおおがかりのものだったので、今回は近くでお話を聞かせていただく事ができました。

建物自体が新しいせいか、モダンな雰囲気が漂い、クラシック音楽が流れる中、参加されている方もリラックスしたムードでグループワークに取り組んでおられました。



テーマは「多職種連携」。この多職種とは、今回は自施設意外の病院や行政を指すものと捉え、ワークを行いました。

様々な意見が出ましたが「相手の立場、職種を理解する」「実際に会って話をする」などが多く挙がった意見だったと思います。

最後に秋本さんが「誰のための連携なのかということを忘れないでほしい。」と言われました。連携が目的ではなく、それによって得られる恩恵を利用者様に還元していく必要があるという意味です。

自分たちの施設でもまったく同じことが言えると思います。立場が違うことで意見が食い違うことも多くありますが、根底には利用者様の生活をよりよくしたいという共通のおもいがあるはずです。

たとえば食事の時間帯。「ゆっくり時間をかけて食べていただきたい」という考え方と「ある程度、普通の生活に合わせた時間帯で食事を提供したい」という考え方。場合によっては相反してしまうことがあります。



ぶっちゃけ自分は、自分の考え方がいちばん正しいと思っています。いや、正しいというより「きもちいい」と言いましょうか。

そのために今の施設で頑張ってきました。自分の考え方や感性を広めたいと考えたからです。長い時間がかかりましたが、半分くらいは夢がかなったような気がしています。

自施設だけでこのありさまです。社会全体に影響をおよぼすような活動をするにはどれほどの労力と時間が必要か…考えれば考えるほど、挑戦する気が遠のいてしまいます。

しかし今日の研修後、帰りの車中で若手職員が「とてもいい話だった。やる気が出ました!」と話しているのを見て、気づいたことがあります。

たとえ最終的な目的が成されずとも、その過程でたくさんの偶然が生まれ、社会をよい方向に導く事があるかもしれません。

興奮気味に語る職員の横で車を運転しながら、秋本さんや自分の施設の職員(11=Jackリーダー)はそういったビジョンを描かれているのかもしれないな、とふと考えました。

-副施設長

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