いまさらながらTwitterデビューしました。
最初は仕組みがよくわからないので、介護関係の方をかたっぱしからフォローしてみました。
しかしあとから調べていてわかったのですが、あまりがむしゃらにフォロワーを増やすような行動はよくないようです。本来考え方や思想が近い者同士が、自然につながっていくのが理想のようですね。
最近の若者(この言いまわしがすでにオッサンですね)はツイッターやインスタグラムは日常の一部で、恋愛や仕事の話まで不特定多数の方と共有する事にも違和感がないようです。というか、そもそもSNS自体がそのような使われ方のために発展してきたのかもしれませんが…
またSNSでフォロワーを増やし、企業から指定されたサイトに誘導する事で利益を得るといった働き方もあるようです。「かんたんに稼げる」「年収が何倍にも」などのうたい文句が魅力的ですね。
中には1万人以上フォロワーがあるアカウントもあり、タイトルに書いた「SNSの衝撃」とはその方たちの事です。
しかしいくらSNSが身近なものになったとはいえ、最低限の礼節、マナーは守ってほしいと思います。
以前ラインで「今日体調が悪いので休ませてください」と言ってきた介護職員がいました。当時ラインなどの仕組みに詳しくなかったため、緊急時のために登録していた電話番号からその方とつながったようです。
すぐに「今すぐ施設に電話するように」と伝え、直接話をすると同時に、仕事の話をラインでする事への違和感を伝えました。なんとかわかっていただけたようで、それ以降はきちんと職場に電話で報告していただけるようになりました。
実際に相手の顔を見ながらコミュニケーションするのと比べ、SNSは簡単に人を批判する事ができます。菅田将暉さんが主演した3年A組というドラマ(主題歌は大好きですがドラマは見ていません…)ではインターネット上の言葉の暴力が話題になったようですね。
多感な時期子供たちが「SNSの衝撃」をまともに受けるのは、とても心配です。
ネット上に挙げられた心無い言葉、私達大人なら「こいつアホか」で済まされるようなものでも、繊細な方なら自殺するまで追いつめられる事があるそうです。
匿名同士のやりとりだからこそ、利用する人間の高いリテラシーが必要とされます。
ツイッターやインスタグラム。自分の考えを発信したり、同じ志の仲間を集めたり、SNSは使い方次第で無限の可能性を秘めているとも感じました。これから若い世代の介護職員たちはこのツールを自在に使いこなし、自分たちでは考えも及ばなかったような活動を展開されていくのでしょう。
目で見えない相手とのやりとりに慣れるまで、自分はまだ時間がかかりそうです。